知っておきたい豆知識
2021.10.19
  • 合祀墓・永代供養墓
  • 選び方で後悔をしない!必見情報

ペットは入れる永代供養墓ってあるの?

(概要)

ペットと過ごす時間はかけがえのない日々で、家族の一員として大切に育て、その成長を見守るなど、ペットとの暮らしを楽しんでいる方が多くいらっしゃいます。

今回は、大切なペットと一緒に埋葬してもらえる永代供養墓について紹介します。

 

(本文)

新しい終活の形「ペットと一緒に永代供養」

時代と共に家族に対する価値観も多様化しています。「家を継ぐ、守る」という考え方も薄れ、人生をより自分らしく過ごす人も増えてきました。

 

近年では「死後に代々受け継がれた家の墓に入る」という慣習よりも、後世に手間やコスト面での負担をかけない方法を生前から自分で選択して、子どもたちに託す親御さんもいらっしゃいます。

 

新しく出てきた「故人の供養の形」にはいくつかの種類あります。どの方法も、残された家族の経済状況や、お参りに行く(行ける)頻度など、細かなニーズに対応できるものが多く、従来のお墓を建てて納骨する供養よりも費用が安いものが多くなっています。

 

その中には、自分と過ごしたペットの遺骨を自分の死後、自分の骨と一緒に埋葬してもらうという方法もあります。

 

ペットと一緒にお墓に入ることはできる?

ペットと一緒のお墓に入ることは、法律面では問題ありません。

 

ペットは、法律上は「物」と同じ扱いとなります。死後の火葬においても、人間のように法律上の手続きを必要としませんが、他人の土地に許可なく埋葬することや、海や河川に沈めるような行為は、廃棄物の不法投棄として摘発されることがあります。

 

しかし、火葬して遺骨を自宅で保管することや、持ち家の庭に埋めるなどの行為は法律上は問題ありません。

 

それゆえ、ペットと一緒に埋葬ができる霊園があれば、その料金を支払い申し込めば、ペットと一緒のお墓で眠ることは可能だということです。

このようなルールを設けているのは、主に新設された墓地や霊園にみられます。

 

現在のところ、大きな霊園や墓地では、宗派を問わず利用できるところは多いのですが、ペットと一緒の埋葬を不可としている宗教もあります。その宗派に配慮するために、「ペット埋葬不可」となっている施設の方が多くなっています。

 

このような理由で、ペットと一緒に埋葬することを禁止している霊園が多いこと、たとえ区画に家族の墓があり、ペットと一緒に埋葬することができたとしても、家族の誰か1人でも反対すれば願いが実現できないこともあります。

 

これらの問題をクリアするために、敷地内の別の場所にペット専用の埋葬場所を設けて、ペットを受け入れる霊園もあります。

 

最終的に、自分がどのような形で、ペットと一緒に供養されたいのかをよく考え、それが実現できる場所をあらかじめ探しておくことが望まれます。

 

ペットと同じお墓に入りたい人は?

生前、自分が愛して生活を共にしたペットと共にお墓に入りたい人は、ペットも一緒に入れる永代供養墓を選ぶことが多くなっています。

 

その形式には、次のようなものがあります。

【1:個別埋葬タイプ】

基本的には人間と同じで、従来のお墓を建てて供養する方法です。土地の1区画を契約し、そこに家族、夫婦などと一緒にペットの遺骨も埋葬してもらいます。

契約期間がすぎれば、他の遺骨と一緒に永代供養墓に埋葬されます。

 

<費用>

墓石も含めると30~200万円、別途、一体ごとの埋葬料や管理費、彫刻料などがかかるため、事前によく確認しましょう。

 

【2:霊園内のペット専用区画へ埋葬】

人間とペットの遺骨を、同霊園内の別の場所にそれぞれ埋葬し、期限がくれば他の遺骨とともに合祀される方法です。

 

<費用>

1人につき永代使用料2万円~、ペット用合祀墓は1万円~、別途、一体ごとの埋葬料、墓石代、彫刻料金、管理費などが必要になります。

 

【3:樹木葬】

樹木葬は、里山か霊園の広い場所に墓石の代わりに木を植えて、その付近に遺骨を埋葬します。この時に、ペットの遺骨も一緒に埋葬してもらいます。

樹木葬では、後に遺骨の取り出しができないことが多いので、家族によく相談して決める必要があります。

加えて、他の人やペットたちと、どこまで一緒に供養されるのか、事前によく確認しておきましょう。

 

墓石の代わりになるものは、木以外にモニュメントなどいろいろな形があります。

 

<費用>

区画に木を植えて納骨する場合は50万円前後、別途、埋葬料、名前の入ったプレート代金、シンボルツリー周辺に個別で埋葬する場合は30万円前後が必要になる場合があります。

 

ペットを見送るとき注意することは?

ペットと一緒にお墓に入ろうと思えば、大半の人が先にペットを見送ることになります。

 

すでに、自分と一緒に永代供養をしてもらえる霊園を見つけていれば問題ありませんが、多くの場合、そこまで準備している人は少なく、手元にペットの遺骨を保管し、自分が終活を始めた時に、ペットと一緒に埋葬してもらえる霊園を探し始めることになります。

 

ペットは主に火葬されますが、後に自分の手元に遺骨を受け取るためには、「立会個別火葬」か「一任個別火葬」のどちらかで火葬してもらい、その後「自宅供養」として、遺骨を持ち帰るか、いったんは納骨堂に収めるか、どちらかの方法を選びます。

 

立会個別火葬は、ペットを家族で見守りながら火葬へと送り出し、飼い主がお骨上げもできる方法です。

一任個別火葬はペット霊園にペットを預けますが、個別の火葬をしてもらえて、他のペットの遺骨と混ざることがない方法です。

 

ペットの葬儀の時は、火葬の方法や遺骨の受け取り希望について業者に伝えておき、確実に遺骨を受け取れるように注意してください。

 

自分にとっての「ペットと一緒に眠る」方法も考えてみよう

「ペットと一緒に眠る」いう考え方は、自分とペットの遺骨を一緒に埋葬する方法以外にもいろいろな形があります。

 

例えば、ペットの体毛や愛用していたおもちゃやリードなどを、自分の葬儀の時に思い出の品として一緒に棺に入れてもらうという考え方もあります。

 

また、故人とペットの写真を家の中に一緒に並べてもらうだけでも十分だという人もいます。

 

このように柔軟に考えれば、近くの霊園が利用できるようになり、残された家族への負担もさらに軽くなります。

 

遺骨を同じ場所に一緒に埋葬することだけが「一緒に眠れる」方法ではないことも考えながら、ペットと一緒の終活を考えてみましょう。

 

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