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知っておきたい豆知識
2025.02.26
  • 選び方で後悔をしない!必見情報

納骨堂と永代供養墓の違いを知らないと損?費用・供養方法・管理の違いを比較

第1章:納骨堂と永代供養墓の違いとは?

お墓を選ぶ際、「納骨堂」と「永代供養墓」のどちらがよいのか迷う人は多くいます。どちらも後継者がいなくても供養が続くという点では共通していますが、管理方法や供養のされ方、費用面などに違いがあります。今回は、それぞれの特徴と違いについて詳しく解説します。

 

納骨堂とは?

納骨堂とは、屋内に設置された遺骨の安置施設のことを指します。主に寺院や霊園の建物内にあり、遺骨を骨壺のまま安置する形が一般的です。納骨堂にはいくつかの種類があります。

 

  1. 1.ロッカー型納骨堂
    小さな個別スペースに遺骨を納めるタイプで、コインロッカーのような構造になっています。位牌や写真を一緒に安置できることが多く、比較的費用を抑えられるのが特徴です。
  2. 2.仏壇型納骨堂
    一般的な仏壇のような造りになっており、家族単位で利用できる納骨堂です。ロッカー型よりも広いスペースが確保されているため、よりお墓に近い感覚でお参りできます。
  3. 3.自動搬送型納骨堂
    近年増えている最新式の納骨堂で、ICカードなどを使って遺骨が機械で運ばれてくる仕組みになっています。都心部の限られたスペースを有効活用するために導入されることが多く、室内で快適にお参りできるのが特徴です。
  4. 4.集合型納骨堂(合祀型)
    一つの大きな納骨スペースに、複数の遺骨をまとめて安置するタイプです。個別のスペースはなく、合祀されるため費用が抑えられるのが特徴です。

納骨堂の大きな特徴は、屋内に設置されているため天候の影響を受けずにお参りできることです。また、個別のスペースが確保されている場合が多く、一定期間は個別供養が可能な点も特徴の一つです。

 

永代供養墓とは?

永代供養墓とは、霊園や寺院が管理し、遺族に代わって供養を行うお墓のことを指します。一般的な墓地とは異なり、遺族が定期的に管理する必要がないため、後継者がいない場合でも安心して利用できます。

 

永代供養墓は、一定期間は個別に安置し、その後合祀されるタイプの永代供養墓から、はじめから遺骨を合祀する永代供養墓もあります。合祀した場合、一度納骨すると個別の遺骨を取り出せなくなることが一般的です。

 

納骨堂と永代供養墓の違い

納骨堂と永代供養墓には、以下のような違いがあります。

 

  1. 1.管理方法の違い
    納骨堂は屋内施設であり、霊園や寺院が管理を行いますが、利用者自身も定期的にお参りしやすい環境が整っています。一方、永代供養墓は屋外に設置されることが多く、霊園や寺院が管理するため、個人での手入れは不要です。
  2. 2.費用の違い
    納骨堂の費用は、個別のスペースが確保されることが多いため、一般的に永代供養墓よりも高額になります。初期費用の相場は30万円から100万円程度で、年間の管理費が別途必要になる場合もあります。一方、永代供養墓は10万円から50万円程度で利用でき、管理費がかからないことが多いです。

次の章では、費用や管理方法の違いをさらに詳しく比較していきます。

 

 

第2章:費用や管理方法の違いを詳しく比較

納骨堂と永代供養墓を選ぶ際、多くの人が気にするのが「費用」と「管理方法」です。どちらも一般的なお墓よりは費用負担が軽く、管理の手間がかからないという特徴がありますが、具体的な金額や管理の仕組みには違いがあります。この章では、納骨堂と永代供養墓の費用や管理方法について詳しく比較していきます。

 

1. 費用の違い

納骨堂と永代供養墓の費用は、施設の種類や立地によって幅がありますが、一般的な相場としては以下のような違いがあります。

 

【納骨堂の費用】
納骨堂の費用は、個別のスペースが確保されるため、比較的高額になることが多いです。

  • ・初期費用:30万円~100万円程度
  • ・年間管理費:1万円~3万円程度
  • ・永代供養料(合祀される場合):別途数万円かかる場合もある

特に、仏壇型や自動搬送型の納骨堂は、設備が充実しているため費用が高くなりやすい傾向があります。一方、ロッカー型や集合型の納骨堂は比較的安価で利用できることが多いです。

 

【永代供養墓の費用】
永代供養墓は、最初から合祀されるタイプと個別供養期間があるタイプあります。最初から合祀を希望される場合は、費用を抑えられます。

  • ・初期費用:10万円~50万円程度
  • ・年間管理費:かからない場合が多い
  • ・永代供養料:初回費用に含まれるケースが一般的

 

費用を抑えるためのポイント

  • ・納骨堂を選ぶ場合:ロッカー型や合祀型を選ぶと費用を抑えやすい
  • ・永代供養墓を選ぶ場合:個別供養期間があるタイプを選ぶと、一定期間は個別に遺骨を安置できる

 

2. 管理方法の違い

・納骨堂の管理方法
納骨堂は、屋内施設であるため、霊園や寺院が定期的に清掃やメンテナンスを行います。管理者がいるため、一般的な墓地のように遺族が手入れをする必要はありません。ただし、個別スペースを確保する場合は、年間管理費が発生することが多いです。

 

また、多くの納骨堂では契約期間が設定されており、一定期間が過ぎると合祀されるケースが一般的です。例えば、10年・20年・30年といった契約期間があり、希望に応じて延長できる場合もあります。

 

・永代供養墓の管理方法
永代供養墓は、管理をすべて寺院や霊園が行うため、遺族が管理する必要はありません。そのため、草むしりや墓石の掃除といった作業も不要です。

 

管理方法の違いをまとめると

  • 納骨堂は屋内施設で、年間管理費が発生する場合が多い
  • 永代供養墓は管理費がかからず、すべて寺院や霊園に任せられる

 

3. 継承の有無と供養の方法の違い

・納骨堂の継承と供養方法
納骨堂の場合、契約者が亡くなった後も一定期間は個別に供養されることが多いですが、契約期間が終了すると合祀される場合が一般的です。また、継承を希望する場合は、家族が引き継ぐことも可能なケースがあります。

 

・永代供養墓の継承と供養方法
永代供養墓は、基本的に継承を前提としていません。遺骨は合祀され、霊園や寺院が定期的に合同供養を行います。そのため、家族が継続的に管理する必要がない点が特徴です。

 

継承の有無と供養の違いをまとめると

  • ・納骨堂は契約期間内は個別供養が可能で、家族が継承することもできる場合がある
  • ・永代供養墓は基本的に継承の必要がなく、最初から合祀することも可能です。

 

 

第3章:どちらを選ぶべき?メリット・デメリットと向いている人

納骨堂と永代供養墓の違いについて理解したものの、「どちらを選ぶべきか」で迷う人は多いでしょう。どちらにも利点があり、適した人の条件も異なります。この章では、それぞれのメリットとデメリットを整理し、どのような人に向いているのかを解説します。

 

1. 納骨堂のメリット・デメリット

メリット

  1. 1.天候に左右されずお参りができる
    納骨堂は屋内に設置されているため、雨や暑さ・寒さに関係なく、快適にお参りできます。特に都市部の納骨堂では、冷暖房が完備されていることが多く、季節を問わず快適に訪れることができます。
  2. 2.個別に遺骨を安置できる
    多くの納骨堂では、一定期間は個別のスペースに遺骨を安置できます。個別の区画があるため、家族ごとに供養を続けることができ、一般的なお墓に近い感覚でお参りできます。
  3. 3.アクセスが良い場所が多い
    都心部に立地している納骨堂が多いため、交通の便が良く、気軽にお参りできる点も大きな利点です。一般的な墓地は郊外にあることが多いですが、納骨堂は駅近などの利便性の高い場所にあることが多いため、負担が少なくなります。
  4. 4.承継を考えなくてもよい
    納骨堂の多くは永代供養の仕組みがあり、一定期間が過ぎると合祀されるため、後継者がいなくても供養を続けてもらえます。家族が継ぐことも可能ですが、継承者がいなくても安心できる点が魅力です。

 

デメリット

  1. 1.年間管理費がかかる場合がある
    一定期間個別のスペースを利用する場合、年間管理費が必要になることが多いです。費用は施設によりますが、年間1万円から3万円程度かかることが一般的です。
  2. 2.契約期間がある
    納骨堂では、「10年・20年・30年」といった契約期間が決められていることが多く、契約が満了すると合祀される場合があります。個別のスペースを利用し続けるには延長手続きが必要になる場合もあります。
  3. 3.費用が比較的高め
    納骨堂は個別の区画がある分、永代供養墓より費用が高額になる傾向があります。特に最新の自動搬送型納骨堂や仏壇型納骨堂は、設備が充実している分、初期費用が高めになることがあります。

 

2. 永代供養墓のメリット・デメリット

メリット

  1. 1.費用が安い
    永代供養墓は、最初から合祀されるタイプを選ぶと、納骨堂に比べて初期費用が抑えられます。10万円から50万円程度で利用できる場合が多く、管理費がかからないことも一般的です。
  2. 2.管理の負担がない
    永代供養墓は、すべて霊園や寺院が管理を行うため、遺族が掃除や手入れをする必要がありません。遠方に住んでいる場合や、お墓の維持管理を負担に感じる人にとっては、大きなメリットです。
  3. 3.継承を考えなくてもよい
    永代供養墓は、遺族が管理しなくても寺院や霊園が供養を行うため、継承の必要がありません。家族に負担をかけたくない人や、後継者がいない人には適した選択肢となります。

 

デメリット

  1. 1.合祀されるため個別供養ができない
    最初から合祀を希望された場合は、他の人の遺骨と一緒に埋葬されるため、後から個別に取り出すことができません。
  2. 2.アクセスが不便な場合がある
    永代供養墓は一般的な墓地と同じように郊外にあることが多く、公共交通機関でのアクセスが不便な場合があります。特に高齢になると、頻繁に足を運ぶのが難しくなる可能性があります。

 

3. こんな人には納骨堂がおすすめ

  • ・天候に左右されずに快適にお参りしたい人
  • ・一定期間は個別に供養をしたい人
  • ・都市部でアクセスの良い場所を希望する人
  • ・家族単位での供養を重視したい人
  • ・一般的なお墓の代わりとして考えている人

 

納骨堂は、お墓と同じように一定期間は個別供養が可能であり、特に都市部でお墓を持つことが難しい人に適した選択肢となります。

 

4. こんな人には永代供養墓がおすすめ

  • ・費用を抑えたい人
  • ・お墓の管理の負担を減らしたい人
  • ・後継者がいない、または継承の心配をしたくない人
  • ・合祀されても気にならない人
  • ・お参りの頻度が少なくても気にしない人

 

永代供養墓は、特に管理の負担を減らしたい人や、後々のトラブルを避けたい人に向いています。最初から合祀することも可能なため、家族単位の供養にこだわらない人にとっては、費用面・管理面ともに大きなメリットがあります。

 

どちらを選ぶかは、供養のスタイルや予算、管理の負担をどう考えるかによって決まります。次の章では、後悔しない選び方のポイントや、見学時に確認すべき点について詳しく解説します。

 

 

第4章:納骨堂選びで失敗しないためのポイントとよくある質問

納骨堂を選ぶ際、「後から後悔しないか」「本当に自分や家族に合っているのか」と悩む人は多いです。納骨堂は一度契約すると簡単には変更できないため、事前の確認が重要になります。この章では、納骨堂を選ぶ際のポイントや、見学時に確認すべき点、よくある質問について解説します。

 

1. 納骨堂を選ぶ際に確認すべきポイント

納骨堂は施設によって設備や管理方法が異なるため、契約前にしっかりと確認しておくことが大切です。

 

① 立地とアクセス

  • ・自宅や最寄り駅からの距離を確認する
  • ・公共交通機関を利用しやすいか
  • ・駐車場の有無(車で訪れる場合)

 

納骨堂は都市部にあることが多いため、アクセスの良さが魅力ですが、施設によっては最寄り駅から遠かったり、駐車場がない場合もあります。家族がお参りしやすい立地かどうかを確認しましょう。

 

② 施設の管理体制と清潔さ

  • ・定期的な清掃や維持管理が行われているか
  • ・スタッフの対応が丁寧か
  • ・室内の雰囲気が落ち着いているか

 

納骨堂は屋内施設なので、清潔さや管理の行き届き具合が重要です。見学の際に、ホコリや汚れが目立たないか、設備が整っているかをチェックしましょう。

 

③ 供養の方法と契約期間

  • ・一定期間後に合祀されるかどうか
  • ・供養の頻度や方法(個別供養か合同供養か)
  • ・契約期間があり、延長できるのか

 

納骨堂は個別供養ができる期間が決まっていることが多く、契約終了後に合祀される場合があります。何年後にどのような扱いになるのか、事前に確認しておくことが大切です。

 

④ 費用と追加料金の有無

  • ・初期費用(購入費用)がいくらか
  • ・年間管理費がかかるかどうか
  • ・延長する場合の費用

 

納骨堂は永代供養墓よりも費用が高くなることが多いため、初期費用だけでなく、年間管理費や将来的な追加費用も考慮する必要があります。契約前に、すべての費用を明確にしておきましょう。

 

2. 見学の際にチェックすべきポイント

実際に納骨堂を訪れる際は、以下の点を重点的にチェックしましょう。

  1. 1.施設の雰囲気
    • 清掃が行き届いているか
    • 建物や設備の老朽化がないか
  2. 2.スタッフの対応
    • 質問に対して丁寧に答えてくれるか
    • 契約を急かさないか
  3. 3.お参りのしやすさ
    • お参りスペースが広く、落ち着いた環境か
    • 混雑しすぎていないか
  4. 4.供養の頻度
    • どのような形式で供養が行われるか
    • 家族で参列できる法要があるか

 

見学の際には、パンフレットや公式サイトの情報だけでなく、実際の施設の雰囲気や管理状況を確認することが大切です。

 

3. よくある質問とその回答

Q1. 納骨堂を契約すると、途中で変更できる?

  1. 基本的に、一度納骨すると別の場所に移すことは難しいです。ただし、一部の納骨堂では「改葬(遺骨の移動)」が認められる場合もあります。契約時に、途中で変更が可能かどうかを確認しておきましょう。

Q2. 年間管理費が払えなくなった場合はどうなる?

  1. 多くの納骨堂では、年間管理費が支払えなくなった場合、契約期間終了後に遺骨が合祀されることがあります。契約時に「管理費の支払いが困難になった場合の対応」を確認しておくことが重要です。

Q3. 納骨堂の契約期間が終わったらどうなる?

  1. 一定期間の個別安置の後、多くの納骨堂では合祀され、合同供養が行われます。ただし、契約の延長が可能な施設もあるため、延長の可否や費用について事前に確認しておきましょう。

Q4. 納骨堂でも法要をしてもらえる?

  1. ほとんどの納骨堂では、年に数回の合同法要が行われています。また、個別の法要を希望する場合、別途費用が必要になることがあります。

Q5. 宗派に制限はある?

  1. 納骨堂によっては特定の宗派のみ受け入れている場合がありますが、近年は宗派を問わず利用できる納骨堂も増えています。無宗教でも利用できるかどうか、契約前に確認しましょう。

 

納骨堂を選ぶ際は、費用や立地、供養の方法、契約期間など、複数の要素を慎重に検討することが大切です。

 

  • ・立地やアクセスを確認し、通いやすい場所を選ぶ
  • ・施設の管理体制や清潔さをチェックする
  • ・契約期間や供養の方法を事前に確認する
  • ・費用だけでなく、追加料金の有無も把握する
  • ・実際に見学し、施設の雰囲気やスタッフの対応を確かめる

 

納骨堂は、後継者がいなくても供養を続けてもらえる安心な選択肢ですが、施設によってサービス内容が異なります。事前の確認をしっかり行い、納得のいく選択をすることが大切です。

 

これまでの章を通じて、納骨堂と永代供養墓の違い、費用や管理方法、選び方について解説してきました。本記事がお墓選びの参考になれば幸いです。

 

 

5. 佐藤石材では、檀家制度無し!宗派不問。アクセスしやすく、家族の負担がない、ご家族一緒に入れる「個別式永代供養墓」をご提供しております。

佐藤石材では、神奈川県を中心に大切な人が、お墓参りができる個別プレート付きの永代供養墓をご提供しております。

 

「駅近・I.C近」といったアクセスしやすい場所に永代供養墓をご用意。大切な故人様がしっかりと特定できる「オリジナルプレートを設置」。どなたでも、お好きな時にお参りいただける永代供養墓です。

 

また、継承者の居ない方が、心配なくお墓を持てるように、「宗教不問」「檀家制度なし」「永代供養付き」といった永代供養墓制度をご用意しております。
檀家制度が無いため、管理寺院への寄付金・付け届けは一切不要です。
※一部檀家制度がある永代供養墓もございます。

 

なお、現在お墓をお持ちの場合、墓じまいから当社にて承ります。
当社にて墓じまいをご依頼いただければ、墓じまい後に、ご契約の永代供養墓へ改葬(お引越し)する流れや必要な書類・手続き等をご案内いたします。

 

お墓のことならどんなことでもお気軽にご相談ください。
詳しくは「佐藤石材の永代供養墓の特徴」をご参照ください。

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